一体どこに向かっているんだろう。他の店舗も今みたいなスタイルじゃなくなっちゃうのかな~
吉野家ホールディングスは3日、牛丼チェーン「吉野家」で女性やファミリーの取り込みを目指して改装した「川越的場店」(埼玉県川越市)でオープニングイベントを開催した。テーブル席を充実させたほか、野菜を多く取り入れた女性向けメニューを新開発。同店で来店客の反応や需要を検証しながら改良を進め、他店舗への応用を探る。
オレンジ色の丸いすが並ぶカウンター席でサラリーマンが牛丼をかきこむイメージが強い吉野家。新店では、女性や子供連れが気軽に入りやすいようテーブル席をゆとりをもって配置した。壁側はソファ席で子供向けのいすもある。一方で、急ぎの来店客向けに入り口近くにはカウンター席も設置し、女性からの要望が多かった大きめの荷物置き場を足下につくった。
メニューでは、通常の牛丼などに加えて女性向けの「小町セット」(490円)がある。小さめの牛丼にみそ汁、野菜総菜の小鉢2つがセットで、新たに用意した白い容器で提供する。総菜は「ブロッコリーと豆のサラダ」や「黒米と豆乳のかぼちゃサラダ」、野菜を韓国風に味付けした「ビューティー・ナムル」など6種類から選べる。女子栄養大学の教授やフードコーディネーターと共同開発したもので、栄養素や彩り、牛丼との食べ合わせにこだわった。健康志向の男性の需要も見込む。
新店の開発は、同社の女性社員が中心となったチームが4月ごろから進めてきた。メンバーの針替ひとみさんは「吉野家は保守的とされるが温故知新の取り組みで女性客を増やしたい」と話す。
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