2011年12月11日日曜日

中国の1人あたりGDP、7年後には倍増となるか?=英誌

国内貧富の差は、とてつもなく大きいですよね。本当に豊かな国っていうのは、どういう国のことを言うんだろうか?


 1人あたりGDP(国内総生産)を倍にするにはあと何年かかるか?英国経済誌「エコノミスト」は8日、「中国は世界一のスピードで1人あたりGDPを引き上げるだろう。中国は今後わずか7年で、1人あたりGDPを現在の8400ドルから倍増させ、高所得国家の仲間入りを果たす」との文章を掲載した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 「エコノミスト」によると、現在の発展途上国における平均所得の増加スピードは歴史上のどの時期よりも速いという。大手コンサルティング会社、マッキンゼーのデータによると、産業革命以降、英国が1人あたりGDPを1300ドルから2600ドルに倍増させるための時間は150年だった。また、120年後、米国が同じように倍増させるのにかかった時間は約53年で、英国の約3分の1だった。

 しかし、「エコノミスト」は、中国がこの数字を大幅に縮小したと指摘。中国はわずか12年、つまり英国の10分の1の時間で、1人あたりGDPを1300ドルから2600ドルに倍増させたと紹介。さらに同紙は、国際通貨基金(IMF)の予測データを引用し、「あとわずか7年で、中国は1人あたりGDPを現在の8400ドルから倍増させ、1万ドルを突破して高所得国家の仲間入りを果たす」とした。

 中国労働学会の蘇海南副会長は取材で、「購買力平価ベースの1人あたりGDPと中国国家統計局が発表した非購買力ベースの数字を比べると、購買力平価ベースの数字のほうがやや高くなる」と指摘したうえで、「国家統計局の予測では、2011年の1人あたりGDP成長率は9%、11年から15年の平均成長率は8%となっている。この成長スピードからすると、『エコノミスト』が報じた成長スピードは納得できる数字である」と述べた。

 しかし、蘇海南氏は、「現在、世界経済が下振れし、欧州債務危機が改善されないなど、不確定要素が大きい」と述べ、成長を妨げるリスクの存在も示唆した。中国は30年にわたって急成長を遂げ、現在は穏やかな成長段階にある。「エコノミスト」が挙げた倍増の目標を達成するためには、中国は毎年の1人あたりGDP成長率を12%以上としなければならない。しかし、現在の状況からすると、それはやや困難だろう。

 蘇海南氏は、「中国は今後、中所得国のワナ(中所得国の水準から高所得国へと移行できない状態)を回避しなければならない。この問題を解決できれば、楽観的に見積もると、中国は早くて8―9年後に1人あたりGDPを倍増させることができる」との見解を示した。

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