2011年6月28日火曜日

<熱中症対策>機能性飲料や塩味菓子で 各社相次ぎ発売

うまく、暑さに対応していかないといけませんね。

 節電の一環でエアコン利用が抑制される中、飲料・食品メーカーが熱中症対策に役立つ機能性飲料や塩味の菓子などを相次いで発売している。体内の水分や塩分のバランスを保つ効果が注目されている。

 サントリー食品インターナショナルは28日、機能性飲料「ナチュライ」(500ミリリットル147円)を7月19日に発売すると発表した。原料にグレープフルーツや海藻、海の塩など天然素材と、水だけを使い、水分とナトリウムイオンを効率的に補給できるという。木村穣介執行役員は「日常生活における水分補給を意識して開発した。子供や高齢者まで幅広く飲んでもらいたい」と話す。

 体力を消耗する人に人気なのが塩味のあめ。ブームの火付け役、井関食品の「熱中飴」は昨年夏、工事現場で働く人を中心に「塩分が気軽に補給できる」と注文が殺到した。今年も塩あめへの注目度は高く、アサヒフードアンドヘルスケアは梅とレモン味の塩あめを7月4日に発売。不二家が看板商品「ミルキー」の塩味を開発するなど、夏季限定で塩味の定番商品を売り出す動きもある。

 厚生労働省は熱中症対策として、こまめな水分と塩分の補給を呼びかけており、水100ミリリットルに40~80ミリグラムのナトリウム(塩分)が含まれたスポーツドリンクなどを推奨している。「ナチュライ」や大塚製薬の「ポカリスエット」のほか、海塩とライチを純水で割ったキリンビバレッジの清涼飲料水「世界のキッチンからソルティ・ライチ」なども基準に入るという。

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