こういうのって、いろんなものでできそうだ!!
住友金属工業が、コーヒーを抽出した残りかすを飲料メーカーから買い取り、植物由来のバイオマス燃料として本格的に発電に利用することが1日、分かった。
東京電力の福島第一原子力発電所事故後、電力不足を補うために火力発電の役割が高まる中、地球温暖化対策として二酸化炭素(CO2)の排出量を抑制する取り組みとして注目される。
住友金属が買い取るコーヒーかすは、1年間で最大1万2000トン。これを鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)内の火力発電所で燃料の石炭に混ぜる。コーヒーかすは燃えやすいが、石炭に比べて火力が劣ることなどから、混合比率は約1%だ。
だが、コーヒーかすは植物がCO2を吸収して作り出す有機物なので、燃やしても大気中のCO2の総量は増えない。このため、年間で、CO2排出量を、一般家庭約1500世帯分にあたる7000トン削減できる計算だ。
2011年6月2日木曜日
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