2012年6月16日土曜日

結婚式二次会の演出に地域色 負担軽減、代行業者にも注目集まる

どんな会でも、幹事は大変だよねー。二次会でも、地域色ってあるもんなんだね。




 ぐるなびは、結婚式の二次会幹事経験がある全国の男女853名を対象として、会費や演出に関するアンケートを実施した。それによると各地域ごとの違いがあることが明らかになった。

 まず、結婚式二次会の1人あたりの会費を聞いたところ、全国平均をみると男性が5,168円だったのに対し、女性は4,619円だった。地域別で男女の差が最も小さかったのは、北海道で差額が100円、逆に男女の差額が最も大きかったのは関東で875円だった。

 地域ごとに会費の平均額をみると、男女ともに最も安かったのは北海道で男性が3,410円、女性が3,310円だった。北海道は披露宴が会費制の「結婚祝賀会」という形式が多く、結婚式に関しても特徴がある。さらに、披露宴の会費も1万円台半ばで他の地域よりも安いことから、二次会であってもゲストから高いお金を徴収することに抵抗があるとみられている。

 一方、二次会の会費が最も高かったのは、男性が関東で6,655円、女性が関西で5,940円だった。これは、関東や関西の平均年収や飲食店の平均単価が、他の地域よりも高いことが影響しているようだ。

 また、結婚式二次会で実施した演出について聞くと、最も多かったのは「ビンゴ」で、約6割が実施していた。景品が当たる「ビンゴ」は参加者全員が楽しめるだけに、定番となっているようだ。地域ごとに特徴のある演出では、東北ではシャンパンタワー、北海道ではカラオケを3人に1人が実施していたり、北陸ではケーキカットや、ビデオ上映、キャンドルサービスなど、披露宴でよく行われる演出を二次会で実施したりするなど、地域色がみられた。

 このように、さまざまな演出や工夫で盛り上がっている結婚式の二次会だが、幹事からすれば、その準備や運営はかなりの負担になる場合もある。そこで、最近では結婚式の二次会を企画・運営する業者が増えている。会場選びから演出・司会進行まで、全てを任せられるプランもあり、新郎新婦や幹事の負担を軽減してくれるという。

 これから結婚式や二次会を計画するカップルは二次会の費用や企画内容など、参考にしてみるのもよさそうだ。

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