2012年6月8日金曜日

大容量タイプ人気じわり ポット型浄水器、臭い気になる季節に需要高まる

最近は、色々水の不安もあるからね・・・放射性物質もホルムアルデヒドも、除去はできないんだけどさ。




 ポット型浄水器の人気が高まっている。内部の濾過(ろか)材を経た水道水を、ポットごと冷蔵庫に入れておき、ペットボトルのミネラルウオーターのように使える手軽さが魅力だ。最近は料理にたっぷり活用できる大容量タイプも注目されている。

 浄水器協会(東京都港区)の出荷統計によると、浄水器全体に占めるポット型の割合は平成22年度で22%。5年前の17年度の10%から大幅に上昇した。

 島忠ホームズ仙川店(同調布市)で浄水器を担当する西原秀樹さんは「ポット型の主流は冷蔵庫に収納できる1リットルタイプだが、米をといだり野菜を洗ったりするのに使う人が増え、大容量の2リットルタイプも売れるようになった」と話す。

 毎年春から夏にかけては浄水器の需要が最も高まる。水がぬるくなって臭いも気になる季節。蛇口に取り付けて使う一般的なタイプは水圧で勢いよく濾過するが、「ポット型はじっくりと濾過することで、まろやかでおいしい水に磨き上げるのが特徴」(西原さん)という。

 ポット型の国内シェア約7割でトップのブリタ・ジャパン(同渋谷区)では、2リットルの「アルーナXL」を改良し、4月に発売。同社マーケティング部の廣田直子さんは「1リットルあたり約4分で濾過できる。米のとぎ始めに使えば、まろやかな水をよく吸って甘みのある炊き上がりになり、スープや煮込み料理などに使えば、素材本来の味わいも引き立つ」とアピールしている。

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