2012年4月7日土曜日

パナソニック、報酬カットへ…会長・社長は3割

電機業界も、かなり厳しいね。メイドインジャパンに、胡坐をかき続けてしまったか?


 パナソニックは、役員報酬を減額する方向で検討に入った。

 6月末に会長に就任する大坪文雄社長と、社長に昇格する津賀一宏専務の2人は30%、副社長以下の役員は10~20%カットし、減額期間は7月から半年以上とする方向で調整している。課長級以上の管理職についても、報酬の5%以上カットを検討する。

 役員報酬の削減は、リーマン・ショックによる業績の悪化を受けて実施した2009年2月以来、約3年5か月ぶりだ。

 パナソニックは、主力のテレビ事業の不振により、2012年3月期連結決算の税引き後利益が過去最大の7800億円の赤字を見込んでいる。業績が大幅に悪化していることから、報酬を削減して経営責任を明確にすると同時に、経営の立て直しを急ぐ。

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