2012年4月23日月曜日

ユーロ圏金利は非常に低水準─オーストリア中銀総裁=CNBC

確かに低水準なんだろうけど、今までとは違う政策をとる必要があるかもしれないよね。泥沼から脱することができるのか?


 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は23日、CNBCテレビに対し、ユーロ圏の金利は現在非常に低い水準にあるとの考えを示し、ECBには必要に応じて措置を取る用意があると述べた。

同総裁は、ECBが現在1%としている主要政策金利について、これを最低水準とみなすことができるかとの質問に対し、「ECBは下限金利の中銀預金金利を0.25%としており、これが実際に市場に関係する金利となっている。これは非常に低い水準にあると考えている」と述べた。

そのうえで、ECBは現在、2回にわたり実施した総額1兆ユーロを超える3年物資金供給オペの効果を検証しているとし、「ECBは決して事前にコミットしない政策をとっているが、これまで行ってきたように、必要となれば非常に力強い方法で行動を起こすことができる」と語った。

スペインについては、同国が現時点で欧州連合(EU)、もしくは国際通貨基金(IMF)から支援を受ける必要があるとは考えていないと述べ、「スペインは大規模な構造改革を実施したばかりの時点にあり、その効果は年末には表れる」との予想を示した。

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