2012年4月15日日曜日

膨らむメンズ市場 クールビズ需要が後押し

機能性の高いものは、値段がそこそこしても売れるよね。そろそろ、消費者も安かろう悪かろうばかり選ぶのをやめないと。


 紳士服などメンズ市場が活況だ。東日本大震災後の節電対策で、クールビズやウォームビズなどの需要が増えたことが背景にあり、紳士服は婦人服を上回るプラス基調が続く。百貨店は今年、クールビズ商戦の前倒しなどで需要の掘り起こしを急ぐ。

 東京・池袋の西武池袋本店は、昨年より1カ月早い3月後半からクールビズに力を入れ始めた。メンズフロアの売上高は、2月末までの1年間で前年比13%増。20~30代の若者層によるクールビズなどの需要が中心で、ジャケットを脱いでも清潔感を損なわないシャツが好調だった。

 東京・有楽町の阪急メンズ・トーキョーはメンズ専門館として昨秋のオープン以来、想定を上回る集客が続く。高級ブランドから日用雑貨までの幅広い品ぞろえが奏功し、初年度の売り上げ目標は前身の旧有楽町阪急の1・4倍に当たる120億円と強気だ。山口俊比古店長は「埋もれていた男性消費のハートに火をつけた」と自信を示す。

 総務省の家計調査によると昨年、34歳以下の単身男性が衣料品や靴に支出した金額は前年比14・5%増。全国百貨店の売上高でも紳士服は昨秋以後、マイナス続きの婦人服を上回るプラス基調が続く。「女性に比べ種類が少なかったオフィス用の購入がクールビズで増えたため」(西武池袋本店バイヤー)とみられる。昨年は自粛が相次いだ結婚式など「晴れの日需要の復活」(同)も追い風になっているようだ。

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