2012年4月15日日曜日

人民元、変動幅1%に 米貿易赤字の改善不透明

中国の天下も、そう長くは続かないんだろうけどなあ・・・とりあえず、変動幅が広がるのは歓迎されることなのかな?




中国の人民元相場の変動幅拡大は、為替の柔軟化を強く促してきた米オバマ政権にも朗報だ。ただ、中国企業は割安な人民元だけでなく、補助金を武器に輸出攻勢を強めており、どこまで貿易赤字の改善につながるかは不透明だ。

 オバマ大統領は昨年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で中国の胡錦濤国家主席に対し、人民元改革の遅れについて米国内が「いら立っている」と不満を表明。米議会上院は報復関税をかける対中制裁法案を可決した。

 19日からのG20財務相・中央銀行総裁会議でも、人民元と世界経済の不均衡は主要議題の一つで、中国の軟化はオバマ政権に好材料となりそうだ。米財務省は13日、主要な貿易相手国の為替政策に関する外国為替報告書の公表を延期すると発表。中国を「為替操作国」に認定するかどうかの判断を先送りした。

 だが、実際に割安な人民元がどこまで見直されるかは不透明なままだ。

 中国政府は補助金を通じた中国企業の支援を拡大しており、太陽電池などでは市場で中国製品が安く売られていることに米国企業が反発。「不当廉売(ダンピング)だ」との批判は強まり、通商摩擦に発展している。

 昨年は3千億ドルに迫る過去最悪の対中赤字を計上した米国にとって、小出しの人民元改革に過剰な期待は寄せられないのが実際で、米中の通商摩擦が収束する見通しは依然立たない。

0 件のコメント:

コメントを投稿