2012年4月23日月曜日

昨年度の国内薄型テレビ出荷、35%減と過去最悪の下落

こうなることは、想定できていたはず。ここから次に繋がらないのが、今の日本の実情なんだよなあ。




 電子情報技術産業協会(JEITA)が23日発表した2011年度の薄型テレビの国内出荷台数は35.4%減の1660万2000台で、販売が本格的に始まった2002年度以降で最大の下落幅となった。11年7月の地上デジタル放送への完全移行直前の駆け込み需要で上半期は好調に推移したものの、8月以降は反動減で一気に落ち込んだ。

 画面サイズ別では、29型以下の小型機種で25.3%減の620万9000台、30-36型の普及機種が31.7%減の645万8000台、37型以上の大型機種で50.3%減の393万5000台となるなど軒並み減少した。

 民生用電子機器の国内出荷実績は前年度比31.5%減の2兆5738億円で、記録の残る1992年以来最大の下落幅。全体の約7割を占めるテレビなどの映像機器は38.7%減の1兆8010億円だった。

 薄型テレビの落ち込みは周辺機器にも悪影響を与えており、DVDビデオの録画再生機は29.2%減の164万1000台だった。次世代DVDのブルーレイ・ディスクは買い替え需要などで13.6%増の632万1000台だったものの、昨年9月以降、前年割れが続いており、今後も厳しい状況が続きそうだ。

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