子どもも大人も楽しめるのがいいよねー。おまけももらえたりするしね!
モノづくりの現場をつぶさに見ることができる「工場見学」は、費用がかからず気軽に楽しめることもあって、新しいレジャーの1つとして認知されつつある。
JTBは、3月1日から8日にかけて「工場見学」に関するウェブアンケートを実施し、7,315名から有効回答を得た。調査結果によると、「工場見学に行ったことがありますか」との質問に対し、63%が「ある」と回答した。
実際に見学した工場は、「酒類・飲料工場」が74%と圧倒的に多く、次いで「お菓子・調味料などの食品工場」の48%、「自動車工場」の20%と続いた。試飲や試食ができたり、商品名やブランド名に親近感を持つ企業が人気のようだ。
また調査では、工場見学の情報の入手方法についても聞いている。それによると、「口コミや知人のすすめ(29%)」や、「インターネット・SNS(28%)」などが多かったが、「書籍や雑誌」も20%あり、工場見学を紹介するガイドブックも情報入手手段の1つとなっているようだ。
そんな背景もあり、工場見学のガイドブックの売上は好調だ。昭文社が昨年1月に発売した「工場見学 首都圏」(880円)は、発売から1カ月半で20万部を突破するベストセラーになった。さらに、「京阪神」「東海 北陸」「中国・四国」「九州」版(各840円)も発行され、5タイトルの累計発行部数は60万部を超えている。
さらに、製造工程を収録したオリジナルDVD付きのガイドブック「全国工場見学ガイド 2011」(双葉社 1,680円)や、工場に行かなくてもその様子をのぞき見ることができる「ニッポン工場の鳥肌技術」(スコラマガジン 1,050円)などの関連本が相次いで出版され、話題になっている。
最近では、見学者を受け入れる企業側が、製品プロモーションの一環として工場見学に力を入れており、1日中楽しめるようなアミューズメント化したスポットも出現している。工場見学ブームはまだまだ続きそうだ。
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