もう、正直だめでしょう・・・副首相がこんな発言しちゃってるんじゃあ・・・
財政危機に陥っているギリシャ政府が欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)などから追加支援を受けるために決めた新たな財政緊縮策について、同国のパンガロス副首相(73)は28日の民放局メガとのインタビューで「限界を超えている」などと、批判的とも取れる発言を繰り返した。政府ナンバー2の異例の発言は、政権内の足並みの乱れを示すと同時に、海外に向けて同国の緊縮政策が「限界」に来ていることをアピールする思惑もあるとみられる。
副首相は同インタビューで27日に議会で可決された新不動産税について「納税のために、私は自分の資産を売らねばならないだろう」などと不快感を表明した。さらに、副首相は相次ぐ同国の増税策について「ギリシャ社会に対する徴税はもう限界を超えている」と強調した。
新不動産税は住宅の床面積に応じて課税し、電気代とともに徴収する。ギリシャ政府はこの新税導入で14年までに年間20億ユーロ規模の税収効果を見込むが、国民は猛反発。同国第2の都市、テッサロニキなど都市部では住民が「絶対に払わない」と連呼する大規模な反増税デモが連日繰り広げられている。
2011年9月29日木曜日
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