2011年9月12日月曜日

<東証>大幅続落201円安 欧州債務危機の深刻化を懸念

8000円割れまで行くかな。仕込み時かねえ・・・


 週明け12日の東京株式市場は、欧州の債務危機が深刻化するとの懸念から、日経平均株価が大幅に続落した。終値は前週末比201円99銭安の8535円67銭で年初来安値を更新、09年4月28日以来、約2年5カ月ぶりの安値水準を記録した。一方、東京外国為替市場では円が対ユーロで急伸。一時、1ユーロ=103円90銭台を付け、01年6月以来、約10年3カ月ぶりの円高・ユーロ安水準となった。

12日は香港などアジアの主要株式市場も大きく下げたほか、ロンドンや独フランクフルトなど欧州株も大幅続落し、世界的な株安が再燃した形となっている。

市場では、先週末の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が欧州債務問題への具体的な対策を示さなかったことへの失望感が拡大。欧州発の金融システム不安も懸念される中、リスク資産の株式から資金を国債や金に移す動きが加速した。

また、外為市場ではユーロ売りが拡大。東京市場の円相場は対ユーロで、午後5時時点で前週末比3円41銭円高・ユーロ安の1ユーロ=104円22~26銭。円は対ドルでも買われ、一時1ドル=76円台後半と、前週末比80銭程度上昇した。この円高を受けて、東京株式市場では欧州での販売比率が高いソニーなど輸出関連銘柄が年初来安値を更新。日経平均は一時、8520円97銭まで下落する場面もあった。

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