スマートフォンに勝てるような、魅力的なゲーム機を作らないといけませんね。
任天堂が13日、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向け新作ソフト33本の投入などてこ入れ策を発表した。ただ、同日の東京株式市場では、任天堂の株価が前日比660円安の1万2320円に下落。「下落傾向にある株価を押し上げるような内容ではなかった」(国内大手証券アナリスト)と、市場の反応は冷ややかだった。
新作では、カプコンの人気ゲームソフトシリーズの「モンスターハンター3(トライ)G」を12月10日に発売するほか、最新作「モンスターハンター4」を3DS向けに開発中であることを明らかにした。
任天堂は、販売不振のてこ入れのため、8月11日から1万円の大幅値下げに踏み切った。ゲーム雑誌出版のエンターブレイン(東京都千代田区)によると、値下げ直後の8月第2週(8~14日)の国内販売台数は約21万5千台と、前週の約58倍に急増した。しかし、効果は長続きせず、第3週(8月15~21日)は約10万7千台と早くも半減。第5週(8月29~9月4日)には約5万5千台まで落ち込み、値下げからほぼ1カ月で、効果は吹き飛んだ。
「ソフト不足で値下げ効果は長続きしない」(証券アナリスト)という予想通りの結果となった。人気タイトルの投入で、今度こそ巻き返せるのか。業績悪化で株価も低迷が続く任天堂は、まさに正念場を迎える。
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