デフレ社会になってしまった中、ここまで値上げすると消費者も手が出せなくなっちゃうよなあ。
27日は「土用の丑(うし)の日」。1年を通じて最もウナギが売れる日だが、今年は稚魚の不漁で、価格は文字通り“うなぎ登り”状態が続く。
消費者離れに危機感を抱くスーパーなどでは、値下げに踏み切ったり、食感や味を似せた代替品の売り出しに力を注いだりしている。
東京・築地市場でのウナギの6月の平均取引価格は1キロ当たり4700円。昨年の1・4倍、5年前の2・6倍だ。
神奈川県小田原市の老舗「うなぎ亭 友栄」は今年3月、「上うな重」を2835円から3465円に値上げした。だが、来月には210円値下げする予定だ。「消費者のウナギ離れが怖い」と福西隆幸料理長(41)は打ち明ける。
スーパー大手の「西友」(東京)も、今月から鹿児島県産ウナギのかば焼き(1匹)をほとんどの店舗で1670円から1390円に値下げした。昨年(1270円)より高いが、消費者の反応は上々という。
2012年7月27日金曜日
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