2012年7月20日金曜日

「意見言えないには違和感」公聴会での発言禁止に電事連会長

確かに、いろんな意見が出てこそだと思うよ、賛成も反対もね。


 政府が将来のエネルギー戦略の策定に向けた公聴会で、電力会社関係者の意見表明を禁じたことについて、電気事業連合会(電事連)の八木誠会長(関西電力社長)は20日の定例会見で「国民各層から意見を聞くことは重要。電力会社ということで意見を言えないというのには、違和感を覚える」と反発した。

 八木会長は、仙台市などで開かれた意見聴取会で電力会社幹部らが発言したことについて「会社として参加を強制したものではなく、本人の自由意思。所属も明らかにしており、問題はない」と述べた。

 その上で、政府の措置について「運営は国の判断で、従わざるを得ない。だが、個人的に述べたいという人がいるならば、個人の判断だ」とし、会社としては「関知も強制もしない」との立場を主張した。

 電力業界は、政府のエネルギー政策の議論のメンバーとなっていない。このため、政府が意見聴取会と並んで募集しているパブリックコメント(意見公募)で、「電事連としての考え方を伝えていく」(八木会長)という。

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