スマフォを、らくらくホンで使う・・・まあ、画面が大きいからいいのかな。
富士通<6702.T>の佐相秀幸副社長は17日、 NTTドコモ<9437.T>から8月上旬に発売するシニア向けスマートフォン(高機能携帯電話)「らくらくスマートフォン」について、2012年度に100万台以上の出荷を目標に掲げていることを明らかにした。
富士通は今年度、携帯電話全体で800万台の出荷を計画している。らくらくスマートフォンの出荷目標は、同じくドコモの主力スマートフォン「ギャラクシーS3」の目標販売数100―130万台に匹敵する規模となる。
佐相副社長は同日都内で開いた発表会で、らくらくスマートフォンについて、「富士通の最先端技術の集大成だ」と指摘。11年度の携帯電話の国内出荷台数シェアで富士通が首位だったことにも触れ、同社の「ARROWS(アローズ)」シリーズと合わせて「12年度もシェア首位を堅持する」と述べた。
らくらくスマートフォンは、ユーザーが1000万いるシニア向け従来型携帯電話「らくらくホン」のスマートフォン版。従来型の利用者を意識して「らくらくホン」とほぼ同じ画面にしたほか、簡単に操作ができるようスクロールが縦方向のみのものを用意したり、誤操作しないようディスプレーを触ると押した感触が得られるようなタッチパネルを搭載するなど工夫した。
アンケート調査では55歳以上の42.6%が「スマートフォンを使ってみたい」と回答しているといい、富士通では「徐々に乗り換えが進むのでは」(大谷信雄執行役員常務)と期待を寄せている。また、らくらくスマートフォンは海外展開も視野に入れている。今年2月にスペイン・バルセロナで開かれた世界最大級の移動体通信関連展示会でも披露しており、「受け入れてくれる世界の通信事業者があれば持っていきたい」(同)としている。
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