さすがセブン、いち早くEV使ってはじめるんだね。需要を掘り起こせるか?
セブン-イレブン・ジャパンは30日、トヨタ車体が発売した1人乗り小型電気自動車(EV)「コムス」を使う商品宅配サービスを始めた。他のコンビニ大手もシニア層や主婦を中心に需要が高まっている宅配に参入を検討しているが、セブンは配送業者への委託ではなく、店頭スタッフが届けるサービスを行う。
井阪隆一セブン-イレブン・ジャパン社長は同日、都内で開かれた宅配サービス開始の式典で「高齢化が進み、働く女性が増加する一方、買い物拠点は減少して不便を感じている人は多い。急いで宅配サービスに対応すべきだと判断した」と話した。
宅配サービス「セブンらくらくお届け便」は、セブン-イレブンのほぼ全商品が対象。電話注文の商品や店頭で購入した商品を、顧客宅などへ原則として無料で届ける。注文商品が500円未満の場合は送料120円が必要となり、配送範囲は実施店の半径2~3キロを想定している。
コムスはまず100台を導入し、33都道府県で展開予定。9月までに200台に増やし、1~2年後には全国で3000台を展開する計画。セブンはすでに、高齢者向け食事宅配サービス「セブンミール」を開始、1週間で1万件を超す注文があるなど好調で、サービスを充実させるためにコムスの導入を決めた。
ほかのコンビニ大手の宅配サービスは、ローソンが宅配業者と組み、関西の一部店舗で試験的に実施、ファミリーマートは高齢者向け弁当の宅配業者を買収、年内のサービス開始を目指して準備を進めている。
2012年7月30日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿