国が、国民生活の安定のために施設改修に乗り入れるのもありなのかな?
今夏の電力不足に備える政府の節電要請期間が、沖縄県を除く全国で2日から始まる。
猛暑だった2010年夏のピーク時と比べ、関西電力は15%、九州電力10%、北海道、四国両電力が7%など、電力需給に余裕のある東京電力、東北電力管内を除く地域で数値目標が定められた。関西など4電力管内の目標は、関電大飯原子力発電所3号機がフル稼働した後、8日にも緩和され、関電は10%になる。
節電期間は、9月28日までの平日(8月13~15日は除く)の午前9時~午後8時。このうち数値目標が設定されたのは、北陸、中部、関西、四国、中国、九州電力が7月2日~9月7日、北海道電力は7月23日~9月7日。北海道は9月10日~14日の午後5時~8時も対象だ。
節電目標は、中部、北陸、中国の3電力では5%。関西と九州の両電力管内に電力を融通するためだ。大飯原発3号機がフル稼働すれば、関電のほか、中部と北陸は4%、中国は3%にそれぞれ緩和される。
北海道、関西、四国、九州の4電力は、電力の使用が供給力の99%を超える見通しとなった時点で行う計画停電の準備も進めている。
大飯3、4号機を除く全国48基の原発は再稼働のめどが立っておらず、今夏の電力不足は火力発電によって埋める形となる。ただ、火力発電所には老朽化した施設も多く、トラブルで電力需給が切迫する恐れもあり、火力頼みの「2年目の節電の夏」は、予断を許さない綱渡りの状況となる。
2012年7月1日日曜日
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