2011年3月23日水曜日

計画停電、夏も不可避=より大規模の可能性―東電

とりあえず街中やテレビ番組の無駄な電飾を止め、夏は長袖で番組に出られるほどの過剰なエアコン使用と、ドームとナイター野球しなければ随分違うと思うよ。あ、あと節電ね。



 東京電力の藤本孝副社長は22日の記者会見で、今年夏の電力需給見通しについて「1000万キロワット程度(の不足が)発生するのではないか」と述べた。その上で、計画停電の実施は「避けられない」との認識を示した。現在実施中の計画停電は500万キロワット前後の供給不足が見込まれるケースでの対応。今夏に、より踏み込んだ需要抑制がなければ、計画停電の規模が大きくなる可能性がある。
 東電は、点検中の火力発電所の運転前倒しや他社からの電力融通などで供給力を現状の3500万キロワット程度から4月末までに4200万キロワット程度へ高め、5月の大型連休明けに計画停電をいったん終えたい考え。
 ただ、夏場は例年、冷房での使用量が増え、電力需要が6000万キロワット前後に達する。藤本副社長は夏に向け「5000万キロワット以上は確保したい」と電源の確保を急ぐ方針を示したが、それでも不足する見通しだ。さらに、冬の電力需要も5000万キロワットを超えることから、来冬の計画停電も「回避できるか分からない」としている。

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