2011年3月10日木曜日

ANAの2010年度利用客数、JAL超え確実

わー、すごい。確かに私も去年はANAを利用したことを思い出しましたねー。


全日本空輸の2010年度の国際線と国内線を合わせた利用客数が、日本航空を抜く見通しであることが10日、分かった。年間の利用客数が逆転するのは、04年の日航と旧日本エアシステムの統合以降初めてとなる。会社更生手続き中の日航は、不採算路線からの撤退や機材の小型化を進めたことで利用客数を減らした。

 全日空の昨年4月~今年1月の利用客数は3656万人で、日航の約3626万人を抜いた。全日空は今年2月の利用客数が約332万人で、3月は約380万人の利用が見込まれ、年間では約4400万人程度となる見通しだ。

 また、1月からは成田-ジャカルタ線を再開し、今月から成田-マニラ線を新たに就航しアジア路線を拡大していることから、利用客はこれよりも増える可能性がある。

 一方、日航は昨年9月末に国際線15路線、10月末には国内線30路線から撤退し、10月以降の利用客数は前年同期比で10~30%前後の落ち込みが続いている。仮にこの状況が続いたとすると、2、3月の利用客数は計600万人程度で、年間では約4200万人止まりとなる。

 また日航は今後、小型機とリージョナルジェット機の保有比率を半分以上に高めていく計画を打ち出しており、さらに差が開く可能性もある。日航では、「客数は減っているが、事業規模を縮小しているため。利用率はよく、収益性は上がってきている」としている。

 日航の利用客数は2004年度は約5421万人だったが、昨年度は約4795万人と5000万人を割った。一方全日空は04年度は約4748万人、昨年度は約4208万人だった。

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