新入社員にとっては、忘れられない入社式。これからの日本を背負う若者に、未来を託しましょう。
東日本大震災の影響で、入社式の中止や延期を決める企業が相次いでいる。自粛ムードの広がりから、会場変更や規模縮小、簡素化も目立っている。
日本郵政グループは、被災地での業務復旧を優先させるため入社式を取りやめる。野村ホールディングス(HD)も、「計画停電による交通機関の乱れに配慮」して中止を決定。りそなHD、キリンHDはグループ合同の入社式を見合わせ、傘下企業ごとに実施する。
NTT東日本と日本たばこ産業は、4月1日の入社式を1カ月程度延期する予定。被災地出身などで出席できない新入社員に配慮した。イオンも、4月初めに予定していた入社式を10日に延期。「被災地への商品供給などを最優先するため」という。セブン&アイHDは、3月17日に予定していた入社式を4月1日に延期した。
日本生命保険は、会場を東京から大阪に変更。千葉県内の研修施設が被災したため、研修もそのまま大阪で実施。帝人も「余震などを考慮」し、会場を東京本社から大阪本社に変更した。
コニカミノルタHDは、「事業を知ってもらおう」と入社式を自社直営の都内のプラネタリウム施設で行う予定だったが、事業所内に変更する。日興コーディアル証券は会場をホテルから自社施設に変更し、浮いた費用を義援金などに回すという。
2011年3月30日水曜日
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