2011年3月25日金曜日

<自動車8社>減産35万台に 規模拡大は必至

日本の主幹産業、なんとか頑張って欲しいものですね。


東日本大震災の影響による自動車大手8社の減産台数が25日現在の各社の見込みで35万台程度に達することが分かった。昨年1年間の8社の国内生産台数の3.8%に相当する規模。一部で生産が再開されているが、部品不足などから限定的で、減産規模の拡大は必至だ。

 8社は11日の地震発生直後からほぼすべての工場で生産を停止している。トヨタ自動車は26日まで国内の全完成車工場を停止する予定で、減産台数は約14万台。ホンダは4月3日まで停止予定で減産は約4万6600台。日産自動車は約3万4000台、スズキが約3万2000台、マツダが約3万1000台などと見込む。

 自動車業界では07年7月、新潟中越沖地震でピストンリングで国内トップシェアの「リケン」が被災して6日間操業を停止したことで、商用車メーカーを含めて12万台規模の減産を余儀なくされた。当時は復旧後の増産などで各社ともほぼ当初計画に追いついたが、今回は計画停電の影響もあって停止期間の長期化が見込まれ、年間を通じて減産分を回復するのは困難とみられる。

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